声明文

僕は空を歌う。

○月✕日 土砂降り









誰かのせいにしたくって
嫌いなやつの顔を浮かべても
おかしいね
この顔は他の誰でもない────自分だ







開いた瞬間、何気なく目に留まったこの歌詞が容赦なく私を突き刺す。
何時だってそうだ、あなたは私が欲しい言葉をくれる。時に的確すぎて怖いくらい。狡いよ。






妬ましいよ。何もかも。放棄したいよ。赦されるなら。私が私を貫ければいいと自ら掲げたスローガンはもう役に立たない。いい歳して子供みたいに駄々こねて都合の良い建前ですぐ自分の身を守ろうとする。
ただ、流石に、薄々勘づいてるけど、大人になりたくない、はもう通用しない。


いつまで自分に言い訳をするつもりだ。
いつまで"適当"で濁すつもりだ。
"いつまで"が許容されるのはいつまでだ。



活路を見い出せない。この人生に。このまま音も立てず静かに緩やかに下降するんだろうなあ。めんどくせえな、現実。辞めてえな、出来る限りの楽な方法で。この言葉、何度目でしょうね。しょうがねえじゃん無理なものは無理なんだから。この先を歩いていくのが単純に怖い。
10代の頃はぼんやりなんとなく今を描けたけどこれからは予測が全くできない。なにも見えない。真っ暗すぎて夜目もきかない。

ただただこの先に行きたくない。未来なんてものは無慈悲なだけじゃないか。

別に死にたいとかそんな湿っぽいものじゃないけど今から抜け出せるならばなんでもいいんだよ。あっ、それがある意味で世間一般でいうところの死と同義なのか〜〜完全に詰みじゃねえか〜
楽しいことは勿論あるけど、それを生きる糧に出来る程の活力は昔ほどメンタルは逞しくない。寧ろ反動で抗えない義務と現実が秒で責めてくる。あの時、どうやって耐えてたんだっけ??
嫌だなあ。どうしてこうなっちゃったんだろうなあ。一旦脱線したいなあ。
諦めることに勤しむなんて馬鹿馬鹿しい話だけど私にはそれが精いっぱいだよ。こうやって私がグダグダグダグダ御託を並べたところでこの瞬間から時間が止まるわけでもあるまいし推しが手を差し伸べてくれて画面の中に入れるわけでもないし神様が私だけ摂理から見逃してくれる筈もない。時間だけが虚しく流れてハイおしまい。





何時だって現実ってやつは不条理で無常だ。言う通りになんてならない。唯一の救いである音楽にすら物の見事に抉られている。あーあ。

夜明け前、28時。




ハァーーーーー暁リョウマしんどすぎねえ??????





開口一番それかよ。だってしんどすぎるんだもん……

そして界隈の方にクッソ長い超主観すぎる感想文を読んで頂けたみたいで。根っこはただのしがないバンギャルですなんかすみません…
そしてこれも書けなかった余談。お前は一つの作品の一つの話でどれだけ生み出す気だ。私が知りたいよ。


あの記事書きながらふと思ったんだけど、あれが現実で真理なのかもしれないって。最初にアキラ・たかしのやれば出来る精神がすんなりと罷り通ってしまう綺麗で眩しすぎる世界を見せられてしまったから、"そういうものなんだろう"と思い込んでいたけど。
リョウマが背負ってきたものが創作の範疇を超える程、怖いくらい生々しくて気味が悪いくらい鮮明だから他人事と軽く流せるものじゃなかったんだよなー。誰もが躓く道で誰もが可能性になり得る美しく見えた世界の裏側、醜い姿なんだよあれは。お前は私とも言える。まあこれはベッターで書いたからもう書かないけど。



私も所謂ヴィジュアル系に踏み入れた頃は、"何聴くの?"って聴かれてもへらへら笑って誤魔化し適当にそこそこ売れてるアーティストの名前を挙げて回避。"何聴くの?"から配慮する気のない冷めた温度と嗤笑が滲み出ていて嫌だった。結局、中高共に在学中に好きな音楽の話で花咲かせたことなんて一度もなかった。物珍しい目で見られるのが苦痛で堪らなかったから。表面上はいつも卒なく対応して、驕らず、自分の力量範囲内に収められることばかり選んでたし真四角の小さな社会でそれなりの位置を保つように常日頃から心掛けてたっけ。
その代わりにインターネットが私の交友関係の軸となってそれは数年経った現在も変わらなくなっている。

そう考えたらどこにも蓄積した毒を発散できる場所がなかった彼の状況は果てしなく生き地獄でしんどすぎるんだよなーーーしかし私も部分的な面ではある意味同じ経験をしているので一概に彼の行いを愚かとは言えないし悪とも決めつけられない。人間の根深い劣悪な面を掻き集めて具現化したようなあんな場所でもやっぱり彼の立ち振る舞いは正義な気がしてならないんだ。彼にとってはどれも正解だったんだろう。擦り減る思いで生き抜いた彼は誰よりも非常に人間臭く、"こちら側"に近いから不意に漏れる言葉の隅々に"現実"を錯覚させてしまう。
否。やっぱりあの世界もきっと"現実"だよ。見て見ぬ振りで無理矢理通り過ぎようとしていた紛れもない"現実"だ。




そして理解されるっていうことは必ずしも当たり前ではない。受け容れられるっていうのは幸せだ。
今更思い出したし強く噛み締めています。

洛陽

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こちらはロッキンユー2巻の感想になります。作品内で引用されたバンドのファンが興味本位で手に取ったらキャラクター達の熱量によってあれよあれよと引きずり込まれてしまった者の末路であり結果です(^-^)


と、前置きはこのくらいにしといて。今のうちに、少しだけ、宜しいですか??

ジャンプ漫画の!単行本の帯を!本命が飾っている!!!!!

これが言いたかっただけですすみません。本人達から正式に告知された呟きや作者とのやり取りを目撃してたから知ってたけど、いざ書店に駆け込んで大量に積まれた実物見たら色々と感慨深くなったよ…だって青さん単体とはいえ、日本を代表する健全青少年誌ジャンプと健全に程遠い青少年非推奨バンドが結託する日(言い方)が来るなんて……大袈裟に聞こえるけどカリガリの音楽性と立ち位置を考えるとほんっっっとこれマジで凄い快挙だからね…(どうでもいいけど帯のおかげで桜井青の名前が一般大衆の面前に容易に晒される世界、控えめに言ってもやばすぎでは)
本当にロッキンユー様様です。作者の石川さんには頭が上がりません。カリガリ聴いてて良かった。ガリストで良かった。
たまたま取り上げて頂いた楽曲がカリガリの数ある楽曲の中でもメジャー後の割りかし万人受けを想定して切り替え始めた時期(当人からすれば迷走・衰退期だったらしい)のものだったから作品を通して初めてカリガリに触れた人は、あっこういう曲中心のV系でも比較的落ち着いたロキノン系バンドなのかな?って思うかもしれませんが、
違います。先に言っときますが、そういうバンドではありません。否、そういうバンドでもあるけどそういうバンドではありません(笑)
まあ、それについてはあとでまた少し触れるつもりなのでとりあえず本編に話を戻しますね。


◆これまでのあらすじ的な
1巻でたかしとアキラが運命的かつ電撃的な出会いを果たし、"バンドをやりたい"という第一目標を掲げ活動を正式的なものにするべく実行したゲリラ勧誘ライブ。あの日、傍観していた中の1人であるひろきが加入希望として2人の元へ訪れアキラと音楽的波長・価値観が見事に一致したことであっという間に正式加入…した終わりでちょろっと話題に上がったひろきの幼馴染み・暁リョウマを軸に2巻の物語は進行していきます。


さらっと読んだ中で受け取った暁リョウマの人物像を。

◆暁リョウマ
たかし同様、割と健全な男子高校生。毎日彼の隣には誰かがいて気の合う友人達と談笑し、傍から見れば所謂"リア充"にカテゴライズされていても可笑しくない、1巻冒頭のたかしが超絶羨みそうな順風満帆すぎる高校生活を送っているように見える彼ですが。

この人が登場人物で今のところ断然ブッチ切りで闇が深かった………



◆高座ひろきと暁リョウマ
過去の苦いトラウマから自分を形成してきた生き甲斐(音楽嗜好趣味)と世界(人間関係)を天秤にかけた彼は、泣く泣く生き甲斐を切り捨てて仮面被って生きることを選んだんだよ。ハァーーーしんどすぎるわこんなの。
カラオケで威勢よくマイク取って、いざ曲が始まったら虚ろな眼で死んでる場面、つらすぎて駄目だった。自分を偽った時点でもう駄目だったのに更に追い討ちかけてきやがった。
そして幼馴染みであるひろきの存在が益々彼の立場を煩わしくさせ追い込んでいく引き金になる。身近で音楽趣味も合う唯一の人なのにあの日から必死に作り上げた"暁リョウマ像"を死守する為に、自尊心を高めてくれるひろきのことすら駒同然で利用し切り捨てようとします。虚勢張って薄っぺらい人間関係に溶け込みながら自らの手で生み出した呪縛に苦しむリョウマ。一方で"リョウマがやりたかったこと"を着々と一歩ずつ実現させていく純粋なひろき。後に立場が逆転し、追いかけてきた奴の背中を追いかけるようになるんです。いつしか2人は内面だけではなく外面的意味でもどんどん差が開いていくんですね。
ひろきが"先輩とバンド組めるなんて羨ましい"とリョウマの境遇を羨むシーン、リョウマは明らかに音楽の方向性が違うことに辟易としていた中でひろきのこの発言って相当抉ってきたと思うんですよね。一瞬だけ顔歪ませた所で読み取れる。寧ろあそこの描写は包み隠さず堂々と自由に好きなことを謳歌する眩しいひろきの姿が羨ましくて仕方がなかったんだろうなって考えるとウッッ…
徐々に開いていた差が遂に確信となってしまうのが、ひろきが髪を染めたことを嬉々としながらリョウマに報告するシーン。リョウマは平然とした表情を装っていつものように内心は嘲り笑おうとしてるんですけど、何故かひろきへの焦燥と嫉妬で煮えくり返っていることにここで漸く気づきます。
"下に見ていた奴がいつの間にか遠くに行く予感"←この時点で無意識にひろきを下の人間から対等どころかそれ以上の人間として認知してしまう訳ですよ……対比描写が2人の歯痒い距離を際立たせてめちゃめちゃ重くなってるんです……結局は本心を捩じ伏せたまま前に進めない自分に吐き気がしているのが苛立ちの最大要因なのもまた……
クラスメイトだけではなく教師にも遠巻きにされ、厄介者のレッテルを与えられ、完全に孤立しても素知らぬ顔をするひろき。上塗りに上塗りを重ねて自分が何なのかすら分からなくなったリョウマにとっては目障りで鬱陶しくて仕方がないはずなのにそれでもひろきとの縁を切れなかったのは、ひろきの立ち振る舞いに圧倒的な憧れを抱いてしまい常に自分と重ねて見てしまったから…って考えると辛辣すぎてむりでした。この2人の関係性重すぎる……
多分リョウマの交友関係にひろきが関わっていたとしても、屈託のない笑顔を浮かべて"何で無理に誤魔化して波長が合わない人達に合わせる必要があるの?"とか言って引き留めても先へ進むんだろうよ…超辛いじゃん…
思うんですけどリョウマの人柄から推測するに、SNS的な場で気の合う相手を見つけて交流を育むとか逃げ道を作ることも容易だった気がするんですよね。それすらしなかったのは膨れ上がった自尊心の塊を前にしたらそれも許せないものの1つでしかなかったから、と仮定したら彼を挫折へと追い込んだ要因含めた環境が余りにも辛辣すぎ救いようがなさすぎてそっと私は本を閉じたよ…音楽の話をする度に不愉快なほうの稀有な目で見られて場合によってはその音楽諸共馬鹿にされて、でも仲間外れにされまいと必死でその場凌ぎの嘘を積み上げて、マジで仕打ちが酷すぎやしないか……その状況を自ら"始めから終わりの道を選んでいた"と揶揄しているのしんどすぎ…

更に余談ですけど音楽に限らず昔から慣れ親しんできた好きなものって自分の尊厳であり構築する世界の一部分のようなものであると私は認識しているんですよ。それを全否定されるってことはつまり、傷つけられた挙句に自分自身の存在否定と同等・それ以上に値する冒涜行為だと思ってるんですね。だから幾ら拒絶反応を示されても憤慨せずに流し続けたどころか自責の念に苛まれたリョウマは優しすぎるし偉いわ。私なら他人の嗜好を頭ごなしに否定するようなカッチカチにお堅い残念な奴等なんかと関わりたくもないのでとっくに縁切ってる。

そんな宛てがわれた体裁・評価を守ることに徹してばかりで大事なことすら忘れかけてたリョウマの前にアキラ達が現れる訳です。



◆不二美アキラと暁リョウマ
どうでもいいけどこの話の扉絵めっちゃかっこよくてゾクゾクした。
遂に初顔合わせする2人。事前にひろきから話を聞いていたアキラは明らかにリョウマの形振りに苛立ちを見せます。

"そいつは本当に好きなもんもあるのに昔からの友達もいるのにコソコソコソコソ隠してる訳だ"←1巻読めば分かるけど誰に何を言われようが自分の音楽嗜好に貪欲かつ実直すぎる不二美アキラの人間性がよーーく表れてる発言。めちゃめちゃかっこいい。ぶっちゃけ惚れる。

第一声がリョウマのパーカーを見てゆら帝ファンだとすぐに察して"いいよね、ゆらゆら帝国。聞くの?"と探りを入れるんですけど。絶対煽りのニュアンスで笑ってしまったwひろきから過去話を少し聞いた上で敢えてリョウマの地雷でもある疑問形にしたならば策士すぎるな…w
話逸れますけど、そこからいつも通りに外面良くしつつも内面ではめっちゃ熱くファンならではの反抗している様子を見る限りは、案外この2人って根本的な所が似ているから絶対良い友人関係を築けると思うんですよね〜〜リョウマのそれが、たかしと初対面時でのアキラとすげえ似てるし(笑)
そしてまたひろきを盾にヘラっと躱そうとするリョウマに対し、アキラが浴びせた怒涛の捨て台詞が痺れるほどかっこよかった。(しかしこの場面も如何せん文面だけでは伝わりにくい)

"もし俺がお前みてえな保身でガチガチの雑魚に聞かれてもなんか俺までダセえなって思っただけ"
"ノリ合う友達は大切にしろよ。滅多に会えるもんじゃないんだから"

散々煽った挙句、対象の地雷を綺麗に踏み抜いていくスタイルゥ〜〜〜!!!!容赦ねえ…
リョウマへの怒りで頭に血が上りすぎたのか、"先輩だろ?敬語使えよ?"という発言からして1巻の根暗で理屈っぽくて偏執的なあの第一印象からは想像つかないオラついた様子が最高すぎたのにそれからのこれでしょ…?お前は誰だ?オラついた不二美アキラ、かっこよすぎでは?

そもそも彼の怒りが頂点に達した原因っつうのが、まず前の会話内の発言にてアキラは社会性な面だったらしっかり汲んでくれることが読み取れるんですよ。そこから考えると"顔色窺って嫌われないようビクビク怯えている"というよりかは"嫌われないように好きなことを全て諦めている"がアキラをキレさせたんですよね。どう考えても。
それを踏まえるとやっぱ不二美アキラ、かっこよすぎでは???一番協調性ないと思ってたのにもしかしなくても4人の中で一番人間が出来ている気がするぞ……


◆真神たかしと暁リョウマ
暴言の詫びという体でスタジオへ赴く4人。青斬スタジオという架空のライブハウスなんですけど、な〜んかモデルが池袋手刀臭いんだよなあ…笑 まあこれはただの勘ですが。
ここでのたかしとリョウマの対比描写が絶妙すぎた。たかし自身も口にしてるんだけど2人の境遇って似てるんだよね。
誇示できるものがなくて熱量をぶつけられる物事がある他人を軽視していたたかし、誇示できるものがあるのに受け入れられなかったことで躊躇いなく従順に熱量をぶつける人間を何処か見下していたリョウマ。周りの流れに身を任せて生きてきた感じも似てる。
ただ、そんな2人の決定的な違いは"その後"なんだよね。1巻でアキラの演奏がキモかった云々とクラスメイトに一刀両断された際、リョウマの場合は慄いて諦観姿勢になる所をたかしは"オレは良かった"ってちゃんと捻じ曲げずに貫き通した所なんだよな。たかしのメンタルの強さに驚きつつもリョウマ側の世界見てると改めて集団心理って恐ろしいと感じたわ。
そんな似通った道を辿ってきた2人にしか分からないからこそ、寄り添おうとするたかしの言葉がグサグサ刺さるんだよ〜〜

"好きだって言い続けるのはもしかしたらすげえ難しいことなんかもしれん"
"だからもし…ほんとは好きなことがあるなら、ここでなら好きって言っても大丈夫だって!!"
"この人たちとバンドがしたい!!!"

漸く熱くなれるものを見つけて素直に楽しむたかしが頼もしすぎてもう…1巻と同一人物とは思えないくらいの頼もしさ。ここの具現化描写、たかしの熱量と相まって曲は存じ上げないんですけど迫力に魅入ってしまった。
分厚い殻に閉じこもうとするリョウマへ必死に訴えて揺さぶりまくる所ハチャメチャに良かった。ひろきの"ダメんなったら僕もダメになるよ"もアア幼馴染み〜〜
ベース持って嬉しそうにしてた時点で嗚呼この人は…って思ったけど、やっと呪縛から解き放たれた後が色々とやべかった。あとこの回でアキラがたかしの聴く姿勢と感性に関しては認めている素振りを滲ませていてウワーーーってなりました。早く弾きたすぎて浮き足立ちまくってるたかしに冷静に指示を出す場面見てもアキラって本当に先輩なんだなぁってしみじみ実感じた(笑)


後はたかしのギターの譲り手である謎の意味深ギターお姉さんとか新人の対盤的なイベントで明らかに噛ませっぽい奴が出てくるんですけど、暁リョウマと3人の立ち位置・丁寧な心情描写の話に重きを置きたかったので敢えて割愛します。気になる方は買ってください(結局そうなる)
あと分かる人にしか伝わらないちょっと面白かった場面。地蔵の説明を漫研の友人にしている所やアー写回にて満面の笑みで"V系はみんな嘘の顔だよ?"ってたかしに教えている所クッソわろた。特に後者は否定できねえから困る…ひろきの純朴さが時に豪速球すぎてエグい…



◆小ネタ
2巻を読み進めてていて、バンギャ的アンテナが反応してしまった題名通りの小ネタです(これを書きたかったという理由で後半省いたのは内緒)


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新人バンド限定ライブを設けた箱として"高田クァンタ"という架空の箱が出てくるんですけど…外装がモロ"ホリデーネクスト名古屋"でフフってなった(笑)添付は今年7月にライブで行く機会があったのでその時に撮ったやつです。名前の雰囲気とイベント内容的には凄いエリアっぽいから余計にね(笑)因みにこの箱、今の時期は知らないけど私が行った時は夏場だったので、ドリンクバーの横でクレミアソフトクリーム売ってるお兄さんがいて吹いた。必死に手伸ばしながらドリンク列に並ぶ人達に商品アピってたのがめっちゃシュールだった(笑)
ロッキンユーは青斬といい実在する箱をモデルに使用していくスタイルなのかな〜そのうちロフトとかも出たらいいなあ〜




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小ネタその2。if編でラストにひろきが机に彫ってた"第2実験室"という謎の単語ですが…実はこれも実在します。というか何を隠そう第2実験室はカリガリのアルバムの1つだからです。
久しぶりに音源引っ張りだしてきたけど添付がまさにそれです。劣化傷が酷かったからバリバリ加工した….
私が持っているのは改訂版の方だけどひろき登場で青春狂騒曲と銘打った辺り、ひろきは第7期以降のファンかなと勝手に憶測立ててる。オリジナル自体は20年以上前に発売されたアルバムです。
第2実験室ってカリガリのアルバムの中でも初心者が聴くには少々取っ付きにくいというか比較的コアなアルバムだから、第6・7や方向性が変化した復活以降の音源ではなく第2実験室を選ぶところからして作者が一番好きなアルバムをひろきにも反映させたのかな〜〜ってバックボーンの妄想膨らませるとファン的にはめっちゃ楽しいです。しっかしまあ…収録曲にギロチンとか通り魔の季節とかタイトルも内容も既に危うすぎるものが収録されているんだけど、それらを聴いてあんなに真っ直ぐピュアな子に育つってもうどんだけなのよ(笑)冒頭でそういうバンドだけどそういうバンドじゃないって提言したのはその点です。気になった方は検索して下さいとむやみやたらに勧めるのも気が引ける曲なので、物好きな方はどうぞ(笑)どっかに転がってるはず。但し責任は一切取りません。
勿論腐った魚や夏の日という桜井青節炸裂の名曲も収録されてるんですけどね。この小ネタを書くにあたって歌詞カードパラパラ捲ってたんですけど、

誰からも、「嫌われたくない。」「嫌いたくない。」「しょうがない。」
上辺だけで作られた、その良く出来た笑い声!
僕の声が届かない。
つじつまを合わせるばかり。
嫌な汗が止まらない。
誰の気持ちもわからない。


夏の日をよくよく読んでいたらこの部分が暁リョウマすぎて。こんな形でシンクロする?全体的にすごい重なりすぎて私自身びびった…第2実験室の名を挙げた理由がこれを予期してのことなら作者の洞察力やばすぎるけどそんな深い意味は多分ないな、うん。



とりあえずこのくらいにしときます。タイトルの洛陽ですが中国地方の地名で"日当たりのいい場所"という意が含まれるんですが、今回2巻を読んでリョウマの心情変化+暁(日の出前の仄暗い時刻)の意と対比になるなあって思ったのでそれにしました。という余談すぎる余談。そして今更すぎますが連載再開おめでとうございます!!!久しぶりに魂揺さぶられるような作品に巡り会えて幸せだしこれからが益々楽しみだ〜〜

前略、馬鹿野郎様。青春は続いてますか?

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本命が帯の推薦コメントを提供したのでいてもたってもいられなくなった。漫画のレビューなんてまじまじと書くこと少ないから拙い部分が露出しまくりだろうけど多めに見てね(^-^)そしてほとんど私が楽しいだけの記事です(^-^)

この記事はロッキンユー1巻レビューになります。最初に言っときますが、レビューという程大層なものでもないので暇潰し程度に読んで下さい。ただの作品内で引用されたcali≠gariファン・バンド音楽を愛する一般人による個人の感想だよ〜〜長々書くのもアレ(読み返した時に私が読みづらいという理由)なので項目で分けて書いています。



◆あらすじ
登場早々モテたい!モテ部作る!と高らかに宣言をし髪も染め、所謂"高校デビュー"で胸躍らせる今時の男子高校生・真神たかし。髪はボサボサで虚ろな目に蚊の鳴くような声話し声。地味で根暗で誰が見ても明らかな陰キャラ。たかしとは一見対照的すぎる印象の男子高校生・不二美アキラ。
絶対相容れそうにない2人を導き繋げた唯一の共通項、ロックとバンドによって2人の何かが動き出し始める。
すっげえザックリ書くとこんな感じですね。設定だけ掻い摘めばよくある高校生×青春×音楽で、めちゃめちゃ王道なんですよね。



◆登場人物
・真神たかし
あらすじにも書いたけど、彼は本当にどこでもいるような男子高校生なんだよね。新学期、新生活、新しい出会い、取り巻く何もかもがキラキラ輝く世界に高揚している健全な男子高校生。
しかし"マジに好きなものって無くない?真面目ってちょっと恥ずかしくてダサい。色々続かない。"と物事へ熱くなる人に対して小さく本音を吐露しています。この台詞を読み取る限りでは自分を変えたいなーという心意気だけはあるけど、きっと自分のような平々凡々な人間には一生縁がない世界と壁を隔てて冷めた目で蔑視しているようにも取れるんですよ。
そんな真神たかしの前に部活勧誘会にて"一生縁のなかった世界"を教えてくれる存在になる・不二見アキラが現れます。耳が痺れるほどの爆音、歌詞はおろか何を言っているのかすら聴き取れない、傍からみたらヤベエ奴でしかない彼の演奏。完全に周囲はドン引きで白けた表情している中、その姿がたかしに深く刺さる。後にたかしは"99人に無視されて1人に刺したいと嘯いたその曲はおれに刺さった"と心情を語っているんですが……もうここだけでめっちゃしんどくないですか???

一言でロックバンドと言っても、多種多様でジャンルも星の数ほどあるじゃないですか。この漫画の題材でもある"オルタナティブロック"あまり詳しくないんだけどロックだし。私が好きなヴィジュアル系ロックなんかも視覚聴覚両方で魅せるロックなんだけど完全に日陰を練り歩いてるような世界だから、たかしが発したこの言葉はすごーーーく分かるんですよね。言葉の意味も合わせて二重に刺さった。現在は大分柔らかくなったけどヴィジュアル系といえば昔の一般的評価で浴びせられるものとして、偏見偏執の塊、侮蔑的視線・煙たがられて当たり前、地下の地下、最下部的な枠に当て嵌められて万人受け?なにそれ美味しいの?的な。理解されなくて当たり前の音楽だったから。"99人に無視されて1人に刺したいと嘯いた"っていう言葉は演者側が発するべき言葉なんだろうけど、とてつもなく分かるんだよ。分かりすぎて怖くなったよ。多分この界隈を古くから好む人にはこの言葉だけでも何かしら伝わると思うんだ。伝われ。



・不二美アキラ
真神たかしのターニングポイントとなるキーマン的存在。こちらもあらすじに書いたように見た目は完全なるテンプレ根暗で理屈っぽく非常に内向的。アキラの音をもっと知らしめたい行動派なたかしとは思考発言何もかも対照的な人物。好意を示した途端に急に饒舌になる所もテンプレ過ぎて笑ってしまった(笑)
若干の厨二病要素も纏いながらロックどころか音楽に無縁なたかしを勧誘会の演奏にて突き刺し、どんどんロックの世界に引き摺り込んでいく張本人でもあります。他人を遮断して音楽中心に俺の世界は廻っているとか言いそうで面倒見悪そうな見た目してるけど、ロック初心者のたかしにCD貸したり音楽知識を教養したり素っ気ないもののなんだかんだ後輩の面倒見ている所がよい。たかしとの出会いを通して明らかな心情変化が分かる描写があるのもよい〜〜〜!
"この良さは俺だけ分かってればいい的な気持ちと人にも良いって思ってほしい気持ち。だから自分でもやってる…わかってほしいってよりもうちょい傲慢だけど、むしろお前らにこの良さを分からせてやるみたいな?!"←この台詞、分かりすぎてつらい。あまり有名所ではないバンドの音楽に触れた誰しもが一度は経験するであろう形容し難い感情を彼は見事に代弁してくれている。しんどい。



・高座ひろき
私がジャンプラで試し読みした際にこの漫画を手に取る理由となったキャラクター。ゲリラ演奏にて二人に興味を持ったことで新たに加入する彼なんですけど、アキラと好きなバンドの会話を繰り広げる場面の中で私は思わず5度見くらいした。
カ リ ガ リ が 好 き
大昔に四コマのネタに曲が使われてたことはあったらしいけど、まさかリアルタイムで漫画の中に名前が載るとは思わなかった。さっきロックのジャンルは星の数ほどある〜なんて偉そうに書いたけどその星の数の中でもカリガリの名を挙げてくれたことがファンとして単純にめちゃめちゃ嬉しかったので。本当に読んだ時の青さんじゃないけど私もびっくりしたわ。ジャンプ作品にカリガリの名前が掲載するなんて予想しないじゃないですか(笑)
ここまでしっかり書いておいて目に留まった切っ掛けが好きなバンドが引用されてるからどんなもんか見てやるぜ〜っていう不純すぎる理由で申し訳ないんだけど。でも今はこの理由でロッキンユーと出逢えて良かったと思ってます。
話戻しますが、ひろきの見た目が片目隠し+アシメ+パンダ目+十字架のピアスで如何にもなギャ男で吹いた。テンション上がった(笑)しかし一度口を開くと物凄く丁寧でかなり背伸びした容姿とは裏腹に内面はまだ年相応のあどけない高校1年生がちゃんと残っているのも最高。ひろきには絶対ひねくれてほしくないしどこかで歪まないことを祈るばかり…どうかそのままの君でいて
そんな彼が初登場する話を飾るタイトルが青春狂騒曲〜青雲立志編〜なんですけど、只の青春狂騒曲ではなく青雲立志編を選ぶ所、ありがとう。ただただありがとう。
何故青雲立志編を抜粋してくれた事に私がこんなにも熱くなっているかっつーと、曲中にカリガリのギタリストでもあり2巻の帯コメントを提供した桜井青によるこんな長台詞があるんですけど。



僕は、僕の道を探す為に、青雲の志を持って故郷を後にしました。
何度も、何度も、何度も倒れながら、それでも僕は道を探し続けました。
山紫水明、白砂青松、花鳥風月。
この町には僕が暮らしてきた風景は何一つとしてありません。
何度も、何度も、何度も郷愁に打ちひしがれながら、それでも僕は道を探し続けました。
そしてある日、僕は気づきました。
ひょっとして、道はどこにも無かったのではないかと。
僕が探していた道とは、決して目の前には無かっただけなんではないかと。
立ち止まって振り向いたとき、僕の目の前には長い長い道が続いていました。
最初から道は僕と共にずっと一緒に歩いていたのです。
そしてこれからも供に歩いていくのでしょう。
ずっと、ずっと、ずっとーーーーー。



1巻を読了した後に、まるで青春狂騒曲の世界観を具現化したような作品だなあって思ったんです。若さ故の衝動と眩しさと青さ。非現実的世界の話なのにどこか生々しくてあの頃をぐちゃぐちゃと引っ掻き回されてる感じ。形成するもの全てがこの曲に似ていて、ああ〜〜これだったのかと。そのタイミングで帯コメントでしょ。すっげえ青春狂騒曲じゃんって思った。ツイッターでの作者とのやり取り見てて第三者な私が言うのもアレだけどちょっとグッときたよ。




◆印象に残った場面
ここからは個人的に良かった場面や好きな描写を淡々と挙げていきます。なんかもう既に長くなってしまっているけどもっと長くなります。



・「キモいけどかっこいいんだよ!!!わかっていないんですよみんな!!!」
レクリエーションの演奏を褒められて同類かと勘違いしたアキラがたかしへ向けて饒舌に熱いロック愛を展開し始めるシーン。それをの様子を静観していたたかしに"キモイですね"と一蹴されるもののアキラは顔色一つ変えることなく"ロックなんかやってる奴キモイに決まってるだろ!!"と自信満々に言い切るんですけど。その後、教室で友人に"あれキモかったよなぁ"とバッサリ言われて、なんか腑に落ちないたかしの表情クッソ分かる〜〜〜〜からのこの発言ですよ!最高としか言えない。有名無名問わず、自分の好きなバンドの音楽に状況を置き換えたらこの行き場のない消化不良な状態に陥るのすんごく分かる。
真神たかしの性格から推測するに恐らく自分をあまり持たずに周囲に流され適当にやり過ごしながら生きてきた感(まあこれは完全に妄想だけど)ある彼が、初めて反射的な同意ができなくなってるんですよね。反骨精神の芽生えというか初めて嘲笑する周囲の様子に"可笑しい"という感情を抱く訳です。そこからアキラの熱量にだいぶ感染してしまったのが垣間見えるし、たかし自身の中で何か得体のしれないものが動き出しているけど本人自身もまたよく噛み砕けていないというのがよく分かる描写だと思います。そこからの"キモイけどかっこいい"のページを見た時は、私も初めて今聴いている音楽達に触れた頃の初々しい感情が煮えくり返したし思春期真っ只中の男子高校生の細かな心情描写が上手いなあって感心したよ。あれってキモかったんだ…?という言葉の?から何故か苛ついていた自分に気付き本心が漏れている所もいいねえ。




・「おれは百人に刺したい!!!!」
活動を正式なものとして学校に認められる為に強引な勧誘活動に取り組むシーン。青空の下、ゲリラ勧誘、閑散とした中庭、即席で積み重ねた机上のステージ、初音ミクワールズエンド・ダンスホール

ウワァ〜〜〜〜青い〜〜〜〜!!!!!!!!

突然のワールズエンド・ダンスホール。懐かしすぎて変な声出た。そして綺麗な青春の一ページを切り取ったようで色々抉られたわ……二人の真っ直ぐな姿が痛いくらい眩しくて羨ましい…



・「やっぱ人とやんの楽しいな」
このシーンに限ってはこの発言を受けてたかしが「もっと…受け入れられると思ってた…!!!」と大粒の涙を浮かべながら悔しそうに泣き喚くまでがセットです。
ゲリラ勧誘ライブを執り行い、たかしは聴衆との圧倒的な熱量差・疎外感を感じ大衆に晒されているのにも関わらず強烈な孤独に飲み込まれそうになります。そして打ち震えながらも、結果的に"聴かせること""一人でもいいから揺さぶること"でいっぱいいっぱいになってしまうんですが。それに対してアキラは、完全アウェー・自分達の行為を嘲笑・侮蔑されている上に見世物としか思われていないあの状況ですら"楽しんでいた"ことが分かるこの台詞。まあ多分アキラの目には自分が脳内で具現化した曲の世界に立ち尽くす自分とその景色しか映っていなかっただろうから、誰かに響いて欲しくて無我夢中になっていたたかしも映ってない気がするんだけど(笑)途中2人はアイコンタクトを交わしているけど、あれがアキラ的には"お前も楽しんでいるか"の意だったら私はもう何も言わない(天を仰ぐ)
要するに、たかしは客観的でアキラは主観的なのがこのシーンではっきりと描かれているんですよね。2人のこの何気ない発言からバンドに取り組む姿勢・着眼点が明白かつ相対しているのも面白いしそんな対極的な2人が分かってないやつらに分からせたいという目的で合致してどんどん2人の距離が縮まっているのも胸熱すぎる。




インパクトある描写と表現方法
実在するバンドの曲と歌詞が引用されているんですけど、私がロッキンユーに惹かれたもう一つの理由はこれだったりします。音楽、バンドを題材にした漫画なんて腐るほどある+ましてや実在するバンドの曲を引用するとなるとどうしても臭くなりがち薄っぺらくなりがちなんですけど。それを具現化描写と力強いテキストがいい塩梅に補正してくれているんですよね。バンド題材って大抵は主人公達が必死に熱く演奏している姿に重きを置いているものが多いけど、これは実在する曲を扱っているからこそアーティストに敬意を払い、曲の良さをしっかり描写で伝えている所ですよ。ファン冥利に尽きるのでは。そしてデカデカとページを埋め尽くすテキストが臨場感に色を付けて思わず魅入る。あのテキスト表現のおかげでより身近に感じやすくなるし"限りなくフィクションに近いノンフィクションなのにどこか懐かしい"生っぽさが増してると思ってる。誰もが味わう"あの頃"を上手く呼び覚ましてくれるんですよ。
具現化描写では放課後にアキラがいつものように周囲の雑踏を背中に部室へ向かい、黙々と準備をして世界へのスイッチを入れる瞬間に見開き使ってたかしが威勢よく介入してくる所が秀逸。もう超好き。これはもう読んで貰わないと伝わらないから読んでほしいです。





バーーーーっと吐く勢いで書いたけど、近年のバンド音楽を取り扱った作品の中でもこんなに爪痕残せる作品ってなかなか無いから是非読んでほしい。そして私は2巻買う!帯も綺麗に保存する!あっ、あと最新話読んだんですけど、たかしの馬鹿をしに来ましたって台詞でタイトルのキャッチコピー過ぎると思わなかった……ほんとまじ青春狂騒曲の世界線すぎる……
私が諦めてしまったあの頃が詰まってて、時々胸を容赦なく締め付けてくるけど本当に各位(特にガリスト)…読んでみてほしい……書いているうちに2巻欲しくなってきたから明日にでも買います〜〜!楽しみ〜!

死に場所を探して彷徨う私は


このままでいいのだろうか、と自分の中で疑問を投げかけることが増えた。その答えは結局見当たらないけれど。現状維持がポリシーだったのに、いつしか"いつまで現状維持できるだろう"という疑問符が面積を占めるようになっていた。あれほど避け続けていたこの先の分厚く覆う暗闇を払い除けて見据えてしまっていた。
どこかで私の知らない、否、知ろうとしなかった私が変化を願っている。まるでそれは厳重に鍵のかかった箱を開けるような、末恐ろしくてただただ気持ち悪くて。いっそのこと此処で楽に死ねたらいいのに、なんて柄にもない妄想ばかりが頭を駆け巡る。もう、駄目なのかもしれない。こういう時に親身になってくれる友人がいたなら泥のような感情に押し潰されることもないんだろうけど、そんな時に限って私は不愉快な暴言を吐き散らして人を寄せ付けず殻に籠る傾向があるのできっとそんな関係は一生築けない。一時の情に絆された関係は続いても多分私は生涯孤独だと思う。
悴む手を擦り合わせ冬の足音に怯える、そんな秋の日。


先日、化粧道具を全部捨てようかなと試みた。なんとなくこれらを手放したら踏ん切りがつける気がしたから。仕事があるのでそんなことが出来る訳もなく我に返り一瞥して踏みとどまったけど。現実はいつだって無慈悲だ。これだから嫌だ。
なんかもう"女"であることに疲れた。"女子"を振る舞うのが。化粧をすること。それは私にとっては"女らしく"を強要されているようで、こんな醜い容姿でも女にカテゴライズされている事実を突きつけられた代物であり、切り替えなければならないスイッチでもあるからだ。言っておくけど別に恋愛対象は異性だしLGBTでも性同一性障害とかでもない。ぶっちゃけ身嗜みを気にしなくても良いならライブも仕事も薄くファンデ塗って眉描いた程度で行きてえ。マスクしたらバレないだろうし。救いようのないブスが化粧しても何にもならねえんだよ。アレは元々、それなりに、整った恵まれた人達が更により良く向上する為の補助でしかないんだわ。ブスには効かねえんだわ。


『僕が僕をやめること』
このワンフレーズを読み返す度にスーッと蓄積していたつっかえが取れていく。全身に染み渡る。
何故このフレーズに似たような心境を見出してしまうのか考えたけど、同じなんだと思う。私も。
きっとこのまま、私であることをやめて、何もかも切り離してしまいたいんだ。でも私は、成長させすぎた虚栄の塊を崩すことができない弱くて卑怯な人間だから、この曲のように"それはいけないことだよ"と誰かに叱ってほしいんだ。
この26年、私はいつから自分で作り上げた影で幾度心を殺してきたんだろう。いつから、私は私を諦めていたんだろう。私が私ではなくなっていたんだろう。
あの日、あの時、私を壊していたら、少しは生きやすくなっていたんだろうか。何かが変えられて、取り巻く景色も変わっていたんだろうか。"このままでもいい"と堂々と胸を張って言えたのだろうか。
僕が僕をやめること、みっともない自尊心と死ぬほど下らない虚栄に塗れた自分すら潔く切り捨てられない私にはきっと、絶対に、何十年かかっても出来ないこと。到達するべき場所で小さな憧れ。



もう少しで冬がくる。前に進むことも振り返って戻ることも留まることも止めた歩く死人状態の私を赦してくれる季節が。春までに向き合えるだろうか。強く生きようと心の底から思えるかな……無理だろうなあ。せめて、自分を赦せてあげたら、





焼却炉行き候補のめもだよ。



◆冷たい雨の"僕が僕をやめること"と"明日の思い出作るから、僕は僕になるよ"
明日の思い出=未来形でもあり顔を上げて現実を受け入れる兆候の意を端的に"僕をやめること"への対比の役割も補っているのマジヤバ案件。だってつまり生きる為にずっと目を逸らして避けていたものと漸く向き合う訳ですよ……控えめに言うまでもなくやばくないですかやばいですよね。この部分だけで気が触れそうになる。やっぱこの曲は当人も認めてるけど何もかもが名曲だと思う


カニバル
なんかメモに残ってたんだけどよく分からん。オマージュ的なアレとはいえ、いしいさんの歌詞は何倍も難しい。
タイトルはカニバル(人食い)とカーニバルをかけている。
それでも僕のデリカシーは〜から推測するに所詮妄想の範疇だから実行には至っていない。
グラウンドの片隅→校庭
羊の群れ→子供たち
→不法侵入でもして子供に悪戯したいのでは?主人公にロリコン属性あり(原曲のハクセイの設定から引用か)
違うってもっと あまったれて
→硬直している様子より嫌がっている様子を見て愉しみたいという表れ
どこへでも逃げていいよ どこかへ隠れてほしい
→じわじわ精神的に追い詰める描写。学校へ不法侵入からの虐殺の匂いもする。
少しだけ距離を置いて 透明と結託してるから…
→ここにも煽るだけ煽って恐怖に陥れた姿を楽しみたいような要素あり

10/28


前の記事から結構間が空きました。
今月は絶賛社会の歯車キャンペーンの貢献月だったので更新する気力湧かなかった(要約:仕事しんどい)
ある程度は環境に適応してきたというか馴染んできたというか慣れてきたけども、勝手が違うから明らかに以前より身体が疲弊してんのね。あれから今日までの短期間で何度か体調壊してるの素直すぎてうけるわ。季節の変わり目のせいかもしれないと思いたい。
そのストレスの影響からか久しぶりにデータにお金を進呈しました(^-^)あんなに大量に魔法のカード買ったの超久しぶり(^-^)無事にスパーダ引けたからよかったけどこの寄付金で来月の名古屋いけたよね♡♡


そんな来月は犬鳥なんですけど、次のライブが1ヶ月強というスパンなのも本当に久しぶり。履歴見返したら今年は1ヶ月空いた期間が少なすぎるんだよね。それがまず異常なんですけど。下手したら1年振りだわ…そりゃ社会貢献キャンペーンに虚ろな目して励んで無意識に心潰してる訳だ…
でもこれくらいが丁度いいのかなあ。近所のコンビニ行くかの如くライブハウス通いしてる人間が言う言葉ではないんだけど、ライブ参戦を"生き甲斐"にだけはしたくないんだよね。日常の糧にしても生き甲斐にはしたくない。彼等に勝手に重い感情を託すことで後々失って自爆した時のリスクが一番怖いから。精神衛生上、私は彼等をそういう目で見たくない。だからわざわざ自ら危機感に晒すことのないよう、いい意味で心も体も身軽にして毎度臨むようにしている。本命を前にすると大抵保てられないけど。
顔見れてよかった、今日行けてラッキー☆くらいにしないとダメだわ。名も知らない誰かが言ってたけど"僕達はいつまでも活動していると思わないでくれ"
本当そうっすよね。存在していて当たり前、という解釈はある意味で様々な感情抱えて舞台に立つ彼等への冒涜にしか過ぎないんだよなあ。身に染みてます。



そういや桜井青氏のアルバムのみに収録される新曲を視聴しました奥さん??(お前は誰だ)
雨と朝と新宿を絡めたBlue=Blossom最強説。
もう絶対好きな感じしかしねえわ…その盗んだ傘はどうしたんですか……よく大袈裟に自画自賛するけど、まじであの人はそれ以上のものを提供してくるから読めなさすぎるしとんでもねえんだよ…天才は何年経とうが天才なんだナァ(遠い目)

そして宝石の国の新刊を発売日に購入して読みましたが推しが事実上死んだことで私はそっと本を綴じました。あれはメンタル磨り減ってる時に読むものじゃねえ。カンゴーム…アンターク……